いつのまにか12年

京都、整体、股関節痛

3月で、開院して12年になります。

飽きっぽい私がこんなに永く同じことを続けてられるのが、
未だに、何やら信じられない感じがします。

開院した頃、
軌道に乗るまでに数年はかかるだろうから、それまでは、
深夜のバイトでも掛け持ちしてやっていこうと思っていました。

でも、いろんなご縁があって不思議なぐらい人が来てくれました。
バイトをすることは一度もありませんでした。

周りでは廃業した人、開業できなかった人もいたので、
運が良かったんだろうと思います。

周りから見れば、とても順調にいっているようで、
私は、不安でした。

何故なのか。
さっぱりわからず、
技術がないからなんだろうと、
あらゆる勉強をしました。

東京や、名古屋や、九州や、
いいといわれる勉強会には大抵参加しました。

けど、ちっとも不安はなくならず、
むしろ、大きくなっていきました。

その不安の正体に気づいたのは、数年前のこと。

あっ!
そうか。
そういうことか。
勉強しても、勉強しても、不安が拭えないのは、

技術も知識も借り物だからなんだ。

本で読んだ知識。
師匠に習った技術。

そりゃそうだわな。
そんなんで自信があったらそっちの方が問題がある。

そう気づいて、
今まで習った技術は全て捨てました。

一旦ゼロに戻って、インスピレーションと、
自分の感覚だけを頼りに、
一から技術を作り直していくことにしました。

当然、ヘタになりました。

せっかく通ってくれてたクライアントさんも、
たくさん去っていかれました。

でも、仕方ない。
これが今の自分の実力なんだから。

自分の感覚を信じてやっていくしかない。
そうやって、ちょこちょこ作り上げた自分の技術体系は、
やっぱり、仕事に自信と体に対する以前よりもずっと強い畏敬をいだかせてくれました。

あのとき、捨ててなかったら、
今も、ずっと不安なまま。
自分で自分をプロだと思えないままだったと思います。
一年、また一年と頑張って、
12年になったのは、なんだかやっぱりうれしいものですね。