シリーズ【変形性股関節症】 その1 「軟骨はすり減るのではなく、ヤセる」

股関節痛や膝痛のクライアントさんとお話をしていると、

”関節の中の軟骨がすり減ってる”

と思い込んでおられる方が非常に多いんです。
でも、この考え方はあんまり良くない。

軟骨の摩擦係数は非常に高いので、
体重ですり減るようなものではありません。

じゃあ、関節の中で何が起こっているのか。
軟骨や骨はプラスチックとかとは違い、
生きています。

生きているということは、
自然治癒力があるということ。

骨には血管があるので、
血液から栄養を補充しますが、
軟骨には、血管や神経はないので、
関節液という関節の中の液体から栄養を補給します。

正常な時は、
人は、歩くことで、関節の中のポンプ作用が働いて、
軟骨に関節液が行き渡ります。

しかし、
関節の周囲の筋肉が非常に緊張した状態だと、
このポンプがうまく作用せず、栄養が行き渡らない状態になります。

そうなると、軟骨は栄養不足で痩せてきます。

だから、
体重が重いから、軟骨がすり減っているわけではないんです。

栄養不足で痩せているだけのこと。

歩くとすり減る!と考えると、
急激に悪化していく!進行していく!

とネガティブに捉えがちですが、そんなことはないです。
正しい対応をすれば、きっちりと改善していきます。

変形性股関節症は、進行性の病気ではないですから。