走り方が悪いと膝が痛くなる?

スポーツをされてる方で、関節を痛めた方は、大抵、リハビリ指導をされてる方に、

「走り方や筋肉の使い方が悪いから痛めたんだよ!走り方を変えないと!」

と言われます。

なるほど。そういうものかな。

と思いがちですが、
ちょっと待ってください。

その人の走り方は、昔からですよね。
走り方に問題があるなら、なんでももっと早くに発症しなかったのかと思いませんか?

他にも、どう見ても、もっとおかしな走り方をしてるのに、
痛めてない人もいる。

基本的には、走り方は、痛みとは直接関係はありません。

そして、走り方をかえるというのは、
かなり難しいことです。

例えば、股関節の周りには、23本の筋肉が取り巻いています。
股関節の動かし方を変えようとすると、
この23本の筋肉に一斉にバランスよく命令をしなければいけないわけです。

たった一つの関節を動かすだけでもこの作業が必要になります。
ましてや、走るとなると、足の指から頭の先までの連動ですから、
何百もの工程を同時並行処理しなければいけません。

できません。そんなことは。
にんげんの脳は、同時並行処理が苦手なので、
この手の作業は、体が勝手に処理してくれます。
つまり、走り方は、オートマチックなんです。

だから、歩き方も、走り方も、普段意識しなくても、
体が勝手にやってくれるわけです。

関節の痛みは、筋肉の緊張バランスの崩れからくるものです。

緊張バランスを整えてあげると、
スポーツ障害であれば大抵は簡単に解決します。

なぜか、スポーツ系のリハビリでは、
痛んでる部分を鍛えるというよくわからない方法で、
逆に慢性化させることが多いので、
まず、大切なことは、

・痛い部分を鍛えるという発想は捨てる
・痛い部分にストレッチをしない
・痛む周囲をマッサージしない

を実践することで、
間違ったリハビリで痛めた患部を、
ニュートラルな状態に戻してあげること。

まずはここから始めましょう。
これだけでも痛みは引いていきます。